このページには、『死にたいヤツら』の劇中に登場する近松作品の紹介が含まれます。観劇前の方は、終演後に改めてお読みいただくのがおすすめです。
江戸時代の浄瑠璃・歌舞伎作者(1653−1725)。本名は杉森信盛。武士の家に生まれ、京で公家に仕えたのち、劇作の道に進みました。
転機は、語りの名手・竹本義太夫との出会いでした。1703年、実際に起きた心中事件をわずかひと月ほどで作品にした『曽根崎心中』が大当たり。1705年には大坂に移り住み、竹本座の座付作者として浄瑠璃の執筆に専念します。
近松の作とされる浄瑠璃は、歴史や伝説を描く「時代物」が約90作、同時代の町人たちを描く「世話物」が24作。実際の事件を素材に、市井に生きる普通の人々を主人公に据えた世話物は、当時の観客にとって「いま起きていること」を描く演劇でした。のちに「日本のシェイクスピア」とも紹介される劇作家です。
劇中に登場する近松作品





もっと知りたい方へ
- 国立劇場「文化デジタルライブラリー」:近松門左衛門の作品やその生涯を学べる教材です。
- さっぽろ人形浄瑠璃あしり座:札幌で活動する人形浄瑠璃の会。本公演の人形撮影にご協力いただきました。
