『サウンズ・オブ・サイレンシーズ』再演ツアー(2017年)

OVERVIEW

思いやりと気づかいの間で押しつぶされる、現代人のコミュニケーションを題材にした悲喜劇。2016年に若手演出家コンクール2014最優秀賞記念公演の3都市再演ツアー。「四者のバランスが良い」と好評を各都市で受ける。

作品について

長い闘病生活を送った母を見送った姉妹・つばめとつぐみ。
母の介護を続けてきた姉のつばめは40歳を目前に未だ独身、妹のつぐみは仕事先と家を往復しているだけに見える姉を心配し、恋人・渉の職場の先輩・集とのお見合いを計画する。
つぐみと渉の思惑通りに交際を始めたつばめと集。しかし、集の決意のプロポースをつばめは断ってしまう。
どうしてつばめはプロポーズを断ったのか、理由を探っていく中で、言葉には出せない4人の思いが浮かび上がる。

4人の登場人物が交わす、本音と建前の揺らぎ。
「声にならない言葉」によって追い詰められていく人間たち。
「声にならない言葉」を想像し、慮ることでかえって事態は窮屈になっていく…。

公演概要

出演

深浦佑太(ディリバレー・ダイバーズ)
温水元(満天飯店)
塩谷舞
成田愛花(劇団ひまわり)

日程・会場

札幌
2017年9月6日(水)
扇谷記念スタジオ・シアターZOO(企画・制作:信山プロデュース)

三重
2017年9月16日(土)〜17日(日)
津あけぼの座

大阪
2017年9月19日(火)〜20日(水)
in→dependent theatre 1st

北九州
2017年9月23日(土)〜24日(日)
枝光本町商店街アイアンシアター

スタッフ

作・演出:弦巻啓太
舞台監督:上田知、平岡希樹(現場サイド/三重公演)
照明:山本雄飛
演出助手:相馬日奈
小道具:木村愛香音
制作:小室明子(ラボチ)