#16『テンプテイション』(2011年)

OVERVIEW

紡がれる「嘘」と「誘惑」についての物語。重ねた嘘の向こう側、男の人生に残されるのは、悲劇か、喜劇か。つくりものか、真実か。いかに「何も無い・起こらない」物語で、深い所まで到達出来るか、と言うアクロバティックな試みにチャレンジした作品。

作品について

時として、人は嘘をつく。小さな嘘や大きな嘘。薄っぺらい嘘やブ厚い嘘。傷つける嘘や、傷つけない嘘。かえって、傷つけてしまう嘘。人は何故嘘をつくのか。ついてしまうのか。男の元に様々な客が訪れる。家族、友人、仲間、恋人、愛人、生者、死者。男は、”嘘つき”と呼ばれた人生を回顧する——。

公演概要

出演

松本直人(MGHJ/即興組合)
斉藤もと(TUC)
長岡登美子
森田亜樹
栗原聡美(劇団新劇場)
小松悟(エンプロ)
潮見太郎(劇団オガワ)
吉原大貴(演劇ユニットブレブレイン)
トマト(教文13丁目笑劇一座)
弦巻啓太

日程

2011年11月10日(木)~15日(火)
全8ステージ

会場

扇谷記念スタジオ・シアターZOO

スタッフ

作・演出:弦巻啓太
照明:相馬寛之
音響:渡辺智之(北海学園大学演劇研究会、fireworks)
衣装:斎藤もと
美術:潮見太郎
美術協力:杉吉貢
制作:弦巻楽団、大沼理子
制作協力:斎藤詩帆(北海学園大学演劇研究会)
チラシデザイン:小島美紀(カジタ事務所)

舞台写真