#5『スタークロスド』(2007年)

OVERVIEW

現代が抱える様々な社会問題を交えつつ、少年達が自身の問題とも闘い乗り越えていく姿を描いた。総勢20名の役者と50名近くの登場人物が観客にも混乱することなく描かれた、弦巻の脚本力が発揮された作品。

作品について

とある小学校に、一人の女の子が転校してくる。南海の産油国出身の彼女は、日本語が話せない。そして彼女の家族にはある「秘密」が…。
いじめられっこ、食いしん坊、エスパーの卵、番町、エッチな子、そろばん少女、お金持ちの子、照れ屋な子、運動の出来ない子…「星めぐりが悪い」子供たちが少女を救うために力を合わせたとき、奇跡が起こる。…のか?
紛れも無い、愛と、希望の物語。

公演概要

出演

知北梨沙
石川藍
石崎真弓
佐藤春陽菜
谷藤夏紀
吉江和子
伊東真澄
梅津学
小野優
塚本雄介
楽太郎
渡辺順子
若林大志
小林花絵(かなぎ堂)
重堂元樹(演劇公社ライトマン)
鈴木祥子(CAPSULE)
藤谷真由美(苗穂聖ロイヤル歌劇団)
渡邉ヨシヒロ(劇団遊劇社・ムジナ)
田村嘉規(朱い水星)
温水元(満天飯店)

日程

2007年11月23日(金)〜25日(日)
全5ステージ

会場

生活支援型文化施設コンカリーニョ

スタッフ

作・演出:弦巻啓太
演出助手:野村孝志、高崎愛知、秋吉真人(Full Breech)
照明:相馬寛之
音響:大江芳樹
舞台監督:高村由紀子(FUKUDA舞台)
装置:福田恭一(FUKUDA舞台)
衣装:小野寺ゆい(劇団しろちゃん)、木島里美
小道具:畑中泰大(劇団しろちゃん)
制作:石上エリ

メッセージ

皆さん、本日は弦巻楽団 第5回公演 『スタークロスド』にお越し頂き、誠にありがとうございます。

どうやら冬が来たようです。寒さに負けずに、いい年齢して熱い芝居をしたいと思います。どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。僕達は大真面目です。

『スタークロスド』は勿論『スタークロスト・ラヴァース』から来ています。正しくは『スタークロスト』と濁らないみたいなんですが、それじゃ腹に力が入らねぇ、と『スタークロスド』にしました。『星めぐりが悪い』というニュアンスです。『スタークロスト・ラヴァース(不吉な星の元の恋人たち)』というエリントンの曲は、ロミオとジュリエットをテーマにした曲です。曲のメロディより、僕はその言葉にぐっと来ました。『星めぐりが悪い』——そんな登場人物達になら、何かを託せる気がしました。『死にたいヤツら』(#3)、『君は素敵』(#4)など、過去の弦巻楽団とはかなり味わいの違う作品です。これも、弦巻楽団です。

総勢20名のキャストが織り成す一大交響曲です。しかもロックンロールです。札幌演劇界の猛者(スター!)が集った、非常に貴重な舞台となっております。僕も楽しみます。皆さんも楽しんで、元気になってもらえたら、これ以上のことはありません。たまには皆でフィーバーしましょう。

どうか、ごゆっくりお楽しみ下さい。

弦巻啓太(当日パンフレットより)